小児矯正

小児歯科専門医がお応えします。子どもの歯の気がかり!Q&A

Q1:歯並び矯正はいつからはじめたらいいの?

A:歯並びの状態にもよりますが、乳歯の段階から始めたほうがいいのは、反対咬合(うけ口)や交叉咬合(咬み合わせが片方にずれている)ような不正咬合です。
最近では、3歳からの「うけ口治療」を推奨されています。

これは、歯並びだけではなく、顎の発育に問題がある場合、骨の成長時期に合わせて早期に治療を行うことができるのです。
上顎の成長は8歳がピークなのに対し、下顎の成長は思春期成長で著しく、同じ顎でも成長の時期が異なることから、8歳ころまでに、本来その子が持っている成長を利用し、しっかり上顎を成長させてあげる必要があるのです。

反対咬合といっても、上顎の成長が弱くてうけ口なのか、それとも下顎の成長が強すぎるのか、もしくは両方に問題があるのか・・・などの状態により、治療法も異なってくるのです。

心配であれば、レントゲンや模型を作ってもらい、矯正の検査を受けてみてはいかがでしょう。

反対咬合や交叉咬合以外にも叢生(歯並びがガタガタ)、上顎前突、開咬(奥歯がかみ合ってるのに前歯がかみ合わない状態)、過蓋咬合(前歯の咬み合わせが深い)など、様々な状態があります。

一般的には、小学校入学前後(前歯がおとなの歯に生え変わる頃)に矯正治療をスタートすることが多く、これもうまく成長を使って、矯正治療を行うことができるためです。

すぐに矯正治療を開始するかどうかは別としても、お子さんの咬み合わせに問題はないかどうかの検査を受けて、一度調べておかれるとよいでしょう。

意外とお子さんの不正咬合に気づかれていないお母さんが多く、学校歯科検診でも、見逃されてきている患者さんが多いのが事実です。

また、お口の周りの筋肉(舌や口腔周囲筋)の癖により不正咬合を引き起こしている場合が多く、そのような場合は筋機能訓練を受けて成長期に悪い癖を取り除き、正しい舌の位置や飲み込みの訓練、筋トレをすることで、正常な顎や咬み合わせの成長を導くことができます。

注意が必要なこどもの歯並び

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